太陽光はダイエットに効果あり:朝の光を浴びることが日々の肥満予防になる

体重を減らしたり、体型の維持に勤めるには日々、一定の運動をおこなったり、毎朝のウォーキングなどを習慣付けることが好ましいものです。

アメリカにて2014年に発表されたノースウェスタン大学の研究論文では「早起きして太陽の光を浴びること」は、体重の減少や肥満予防に有効であるとする結果が発表されています。

さらに、キャサリン・リード准教授(ノースウェスタン大学所属)は「朝日を浴びる人ほどBMIは低い傾向にあり、光を浴びる時間が遅い人はBMIが高い傾向にある」とも指摘し、太陽光を浴びることは、ダイエットにつながることを説明しています。

今日は、このノースウェスタン大学などが主導した研究から導き出た「太陽光」と「ダイエット・」に関する、一つのメカニズムをご説明していきます。

太陽の光によって代謝やエネルギーのホルモンが整えられ、肥満予防に繋がる

ノースウェスタン大学の研究チームは、54人のボランティア(平均年齢30歳)を対象に7日間の実験を実施。小規模の実験ながら、被験者たちの睡眠サイクル、食事記録、日光の浴びた頻度やレベルを記録しました。

太陽の下で遊ぶ人
Image Credit:AF.mil

この研究結果では、被験者たちの運動量・運動レベル、カロリー摂取量、年齢、睡眠時間の要因を排除し、日光と健康に関する要因を調べたところ、日光の量とタイミングによって、BMI値が最大で20%減少することが判明します。

研究者たちは、この要因は体内に備わっている「体内時計」という機能が関係していることも特定し、24時間の周期で「概日リズム」が太陽の光によって、代謝やエネルギーのバランスが整えられ、メリットにつながっていることを示唆しているのです。

太陽の光でも朝日(朝の光)がダイエット・肥満予防に有効的

研究を主導したフィリス・ジー氏は、朝に太陽光をしっかり浴びることで体内時計が正しく働き、日々の体の代謝が向上すること。そして、食欲や代謝に関係するホルモンに対し、太陽光がポジティブな影響を与え、過食の低減につながることを指摘しています。

さらに、蛍光灯による照明の明るさは「200〜250ルクス」程度であり、今回の研究では、体重と太陽光に関連性が見られたのは「500ルクス以上の光」だったことも説明されています。

毎日の生活の中で、500ルクス以上の光を浴びる頻度が少ない場合、BMI値は1.28ほど増える傾向にあったとのこと。フィリス・ジー氏は「肥満予防につながる太陽光のレベルは、午前8時から正午までの間に最も好ましい」ことも指摘しているのです。

ダイエットには早朝の太陽光がお勧め、朝のウォーキングやお昼の野外運動がダイエット効果を高める

上記のことを踏まえて、フィリス・ジー氏は、現代人のほとんどの人は1日の大半を屋内で生活しており、日光を浴びる時間が少ないことも指摘しつつ、次のようにアドバイスしています。

「ダイエット効果を期待したい場合、日々、午前8時から正午までの間に屋外に出て明るい光を浴びることが良いでしょう。肥満を予防するために、なるべく早朝の太陽光を浴びることをお勧めできます。」

また、毎日の生活の中で時間を作れるのであれば、朝は屋外をウォーキングし、職場へは徒歩を活用して通うのもダイエットや肥満予防につながると、フィリス・ジー氏は伝えています。

さらに、天気の良い日であれば、昼食やその後の休憩時間に屋外へ出て体を動かす時間をつくるほか、暗い室内ではなく、照明の明るさが十分に確保された室内で過ごすこともメリットだと話しています。

「太陽光はダイエットに効果あり:朝の光を浴びることが日々の肥満予防になる」のまとめ

  • 朝日を浴びる人ほどBMIは低い傾向にあり、光を浴びる時間が遅い人はBMIが高い傾向にある。
  • 太陽の光によって代謝やエネルギーのホルモンが整えられ、肥満予防に繋がる。
  • 肥満予防につながる太陽光のレベルは、午前8時から正午までの間が最も好ましい。
  • 朝は屋外をウォーキングし、通勤は徒歩。仕事の休憩時間は屋外で体を動かすことがダイエット・肥満予防になる。

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